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皆さんにとって、歯科医院はどういうイメージでしょうか? 歯科医院は怖いところ・痛いところという印象でしょうか? 歯科医院では 歯を抜いたことはありますか?その時のことを想像してみてください。歯がたった1本なくなっただけで噛みにくいし、お話ししにくいし、お食事が美味しくなく感じてしまします。 できれば歯を1本でも失いたくないですよね。 歯を失う理由で一番多いのが歯周病です。 歯周病は歯槽膿漏(しそうのうろう)とも言われています。 歯周病は歯を支えている骨を溶かす病気です。 成人の6割が歯周病に罹っているとも言われており、実はとても身近な病気なのです。 自分でもできる歯周病チェックをしてみましょう! ■ 歯ぐきが赤い・腫れる ■ 歯ぐきから血が出る ■ お口が臭い ■ 歯がグラグラする いくつ当てはまりましたか? この中からひとつでも当てはまるものがあれば、歯周病の可能性が高いです。 では、どうして歯周病になるのでしょう? 歯周病は歯周病菌という菌によって起こります。 歯周病菌が一度お口の中に入ると、食べ物のカスなどと一緒に歯にくっつきます。そして『バイオフィルム』と呼ばれる菌のかたまりを形成します。 バイオフィルムに取り込まれたたくさんの歯周病菌が骨や歯ぐきを溶かす物質を作り、徐々に骨や歯ぐきを溶かすのです。 バイオフィルムとは、「排水溝のヌメリ」や「お風呂の水アカ」などと同じようなヌルヌルしたものです。 ヌメリや水アカは、お水を流しただけではなかなか取れないように、歯についたバイオフィルムも簡単には取れません。 歯周病は風邪などと違って、すぐに症状が出るわけではないので、罹ってもわからないことがほとんどです。 そして、ゆっくりと静かにお口の中で悪さをします。とてもやっかいな菌ですよね。 悪さというのは、歯茎から血が出たり、口が臭くなったり、歯をグラグラさせたりします。 このような症状が出てきた頃には、すでに歯周病が進行してしまっています。 歯周病が進んでいくと、歯自体に虫歯がなくても歯を抜かなければならないことになりかねません。 そして歯周病の菌は、お口の中のだけでは留まらず、歯ぐきの血管から血液を介して全身に巡っていきます。 糖尿病・心臓病、アルツハイマー、早産・低体重児出産・・・ これは、歯周病が起こす病気のほんの一部です。 今や歯周病は、お口の中だけの問題ではなくなってきています。 お口の中を綺麗にすることで、全身的な病気の予防にもなるのです。 歯を抜くときに、もっと歯を大切にすれば良かった。という後悔をしないために、歯周病菌と戦わなければいけません。 そのためには、なるべくバイオフィルムを作らないことが大切です。 バイオフィルムを作らない方法は、実はとっても簡単なのです。 日々の歯ブラシです。 みなさん、毎日行っていることですよね。 お口の中は、自分で見ることもできるので、綺麗にすることができます。 ここで歯磨きのポイントをいくつかお話ししたいと思います。 みなさん、日々の歯ブラシはどのようにしていますか? せっかく毎日頑張って行う歯磨きですから、 少しでもお口の中の菌を減らして、健康に過ごしたいですよね。 まず一つ目のポイントは、朝の歯磨きのタイミングです。 一般的な歯磨きのイメージと言えば、「ご飯を食べたら磨く」ではないでしょうか? もちろんこれも正解です。 ですが、実は朝だけは食事前にも磨く必要があります。 なぜ夜に歯磨きをしてから何もお口に入れてないのに、磨く必要があるのでしょう? 実は、夜寝ている時は菌が一番増えるタイミングなのです。 寝ている間は唾液の量がとても減ってしまいます。 乾燥したお口の中は菌の恰好の住処になります。 そのため、朝起きた時のお口の中は細菌だらけの環境になってしまうのです。 そのまま食事をしてしまうと、その菌たちはどこにいくのでしょう。 想像できますよね。 体の中に入っていってしまいます。 お口の中の菌の数が少なければ、体の中に入る菌も減らせます。 歯磨きの目的は、お口の中の菌を減らすことです。 菌が増えているタイミングで、しっかり落としてあげることが大切です。 ですから、「朝起きたら、まず歯磨きをする」という習慣にしましょう。
二つ目のポイントは、汚れの溜まりやすい場所を知ることです。 まず、歯磨き後の汚れの残り具合を見てみましょう。 磨き残している部分だけに色がつきます。
汚れを染める前
汚れを染めた後
一見きれいに見えますが、意外と染まっていますよね。 汚れが残りやすい場所を理解して正しく歯ブラシを当てましょう。 汚れが残りやすい場所は ・歯と歯ぐきの境目 ・奥歯の歯の溝 ・歯と歯の間 ・舌
汚れが残りやすい場所がわかったら、次は磨き方を理解しましょう! 歯と歯ぐきの境目、奥歯の歯の溝、歯と歯の間は歯ブラシで磨きます。 歯ブラシを当てるときに大切なのは 持ち方 当てる角度 動かし方です。
持ち方 鉛筆を持つようにしましょう。 これは力を入れすぎないためです。 歯ぐきなどの粘膜はとても繊細で傷つきやすいです。 歯磨きでは、力はあまり必要ではありません。 出来るだけ優しく、磨きましょう。
当てる角度 磨く場所によって 歯ブラシを当てる向き、角度をかえてみましょう。 歯面や、奥歯の溝を磨くときは ☆歯ブラシを真っ直ぐ水平に当てる 歯と歯ぐきの境い目、歯と歯の間を磨くときは ☆歯ブラシの角度を斜め45度に当てる 動かし方 これは、どんな当て方をしている時でも共通です。 2㎜〜3㎜程度の幅で、小刻みに細かく動かします。 歯ブラシが横向きの時は左右に、縦向きの時は上下に動かしましょう。 1ヶ所を20回以上磨けると汚れがしっかり落ちてくれます。
歯ブラシの使い方はわかりましたか? さらにキレイにするために、歯ブラシ以外の道具も使ってみましょう!
歯と歯の間は、歯ブラシだけでは全ては落ちにくいです。 フロス(糸ようじ)や、歯間ブラシも使いましょう。 歯と歯の間が狭ければ、フロスだけでも大丈夫です。 歯と歯の間が広い場合は、 歯間ブラシも使用できるとなお良いですね。 右の図のように、隙間の広さによって使い分けましょう。
みなさん、舌にも汚れがつくことを知っていますか? お口の中の汚れは歯にだけつくわけではないのです。 ご自身の舌の色をチェックしてみましょう!
舌は本来ピンク色です。白っぽくなっていませんか? 白い場合、それは『舌苔』といって 舌に汚れがついている状態です。 舌は奥から手前にかけて、 撫でるように優しく数回磨きます。 専用の舌ブラシを使うと より傷つけずに綺麗に磨くことができます。
汚れの残りやすい場所を理解して磨くと、より磨き残しもなくなり、お口の中の菌の数も減らすことができます。 少し意識を変えて磨くことは、今日からもできますよね。 いきなり全部を始めるのは大変ですが、一つずつできることからやってみることが大切です。 歯周病は誰でもなりうる病気ですが、日々の歯ブラシ習慣で予防することもできる病気です。 体の健康は食事から。 普通にご飯が食べれる事は、当たり前ではありません。 美味しく食事ができるのは、歯の健康があってこそなのです。 自分の歯で食べる食事はさらに美味しく、幸せな気持ちになります。 年齢を重ねても、自分の歯で楽しく食事をしたいですよね。 ずっと健康でいるためにも、お口のケアを心がけましょう。 LINO DENTAL OFFICE 歯科医師 及川 麻奈 歯科衛生 森川 穂奈美 https://www.linodental.com
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